1. Home
  2. 恋愛・結婚・夫婦
  3. 体験者インタビュー

リアルボイス 2019年6月7日

体験者インタビュー

~柳澤 直子さん 千葉県在住~

ご主人様と中学生の娘さんと毎日を幸せに生きている直子さん。

しかし「まさかあの状態から…こんなふうになれるなんて!」とおっしゃいます。

実は今のご主人様は直子さんにとって2度目の結婚です。

結婚から離婚、そして再婚するも、またもや離婚の危機・・・

子どものためにも離婚はしたくないと頑張るものの、「もう限界」という時に

“ミロスシステム”に出会いました。

その最初の結婚から現在に至るプロセスを、中田幸子が伺いました。


 

中田幸子(以下、中田):結婚は人生の大きな節目であり、新たなスタートでもあります。その結婚には幼少期の親子関係で無意識に染み込んだ考え方が大きく影響を与えますが、どんな親子関係だったのか、そこから結婚にどんな理想を持ったのかを聞かせて下さい。

柳澤直子さん(以下、柳澤さん):母はとても過保護で支配的。料理もお菓子も服も手作り、着付けや華道、書道もこなし、そんな母に褒められたことはなく、母のようになれない自分は駄目なんだと思っていました。逆に父は家族に無関心で情けなく愛の薄い人だと思っていました。母に言われるまま受験をして入った美大付属の中学では、美術が得意な回りと比べ自分は才能もなく無能だとそこでも自己否定を強くしていきました。その無価値感から不良のようになり母に反抗していました。そんな自分は当時“三高”という言葉が流行ったように、ステイタスのある人との結婚が理想になり、それが幸せになれる道だと思っていました。そして理想通りの彼に出会いました。父とは真逆のタイプでした。

中田:その彼との結婚はどんなものでしたか?

柳澤さん:情熱的で収入も家柄も学歴も良い彼との結婚は親にも友人にもとても喜んでもらえて、これで幸せになったと思いました。しかし一年後、突然の彼の裏切りで離婚したいと言われ、まさに青天の霹靂。なんとか心を繋ぎとめようとしましたが、もうやりつくして、自分でもこれでいいと思えて、次いくぞ!という感じで二年で結婚生活は終わりました。

中田:結婚は懲り懲りという方もいますが、次へと思ったのですね。

柳澤さん:本当は傷ついて悲しみもあったけどそこには蓋をして、女性の幸せは結婚だと思っていたので、すぐ次なる結婚に向かいました。前夫は自己顕示欲が強いタイプだったので、そうじゃない人がいい、一生自分を大切にしてくれる優しい人がいいと思って出会ったのが今の主人でした。過去に出会ったことが無いくらい優しい人で、ご両親も優しくて、子どもも授かったことですぐに結婚しました。私も良い妻、良い母、良い嫁になろうと頑張っていました。

しかし生後三か月で娘が入院しました。一か月半で無事に退院できたものの、もう病気にはさせたくなくて、徹底的に自然食にこだわり、最高の環境を整えることが親の務めだと思い、友人にも会わず、自分の食べたいものも楽しみも一切封印して育児本を読み漁っていました。朝目が覚めて今日も一日が始まると思うと苦しくて、今思えば修行のような子育てでした。

そんな時、主人の裏切りが発覚し、またも離婚したいと言われてしまいました。『もう離婚は嫌!娘や親を悲しませたくない!とにかく自分が我慢すればいい』と思い頑張りましたが、頑張るほど次々あり得ない問題が起り、顔を合せればいがみ合って罵り合う毎日でした。
抑えきれない怒りで、主人に手をあげてしまうこともありました。どうすればいいのか分からなくて、常に心配してくれていた義父に時折相談をしていましたが、義父に癌がみつかりこれ以上心配はかけられないと思うと、誰にも相談できなくなり、やり場のない悲しみと怒り憎しみで本当に苦しかった時に、友人を通してミロスに出会いました。

中田:そこからミロスシステムを学ばれ、どんな気付きや変化が起りましたか?

柳澤さん:最初は全然分からなくて、主人が自分だとか言われても、あの人が?って…。完全に自分が正しくて相手が間違っていると思っていましたから。それでもカリキュラムを受講し、相手は自分の無意識が映っていることをミロスシステムで理解していきました。
そんなある日、義父の病状が悪化し危篤という知らせを受けました。沢山の管に繋がれた苦しそうな義父を思い、私はこんなにも妻、母、嫁として、“○○しなければならない”というルールで自分を雁字搦めにしていたのかと、義父と自分が重なり、絶対に義父を失いたくないという強烈な思いが湧きあがってきました。すると義父はありえない回復をし、自宅で家族と過ごせるようになりました。私自身も“ねばならない”というルールから解放され、生きることが楽になっていきました。

そしてミロスシステムを通して主人を自分として受け入れていくと、私こそが自分を否定して、本当の自分の気持ちも無視して、自分の事をずっと裏切っていたんだ、主人はその私を見せてくれていたと気付いていきました。すると主人の裏切りは終わっていきました。何をしても変わらなかったものが、一瞬の気付きで終わってしまうなんて本当に驚きました。どちらが正しいとか間違っているも無い。私が苦しかったから主人も苦しかったんだと感じられ、心の底から主人を愛おしいと思えました。見えなくなっていた主人の優しさにも気付けるようになり、一緒に買い物をしたり晩酌も楽しめ、家族3人の笑い声が戻ってきました。

また母に対しても、私が娘を思う気持ちと同じで、心配するあまりに過保護で支配的になっていただけで、愛いっぱいに育ててくれていたこと、父も無関心ではなく見えない位大きな包容力で見守ってくれていたこと、両親の愛を感じて止みませんでした。無能で無価値な自分という思い込みも解放され、無価値な自分を隠すために理想を求める生き方も終わりました。すると主人の中に眠っていた才能がどんどん開花され、仕事では地域に貢献する新規事業も発展させ、家庭内が殺伐としていた時は気持ちが不安定になることもあった娘も、学校や部活で表彰され活躍の場を広げています。

中田:苦しく辛かった夫婦も子育ても大変容ですね。今一番感じていることはどんなことですか?

柳澤さん:殺してしまいたい位の怒りが消え、あれほど罵りあい傷つけあった夫婦が一切の傷を残さず再生できるなんて想像もしていませんでした。今こんなにも幸せに豊かに暮らせることに、主人にも家族にもミロスシステムに出会えたことにも感謝しかありません。どんなマイナスなことが起きようとも、それは愛そのものの本来の自分に戻るための体験で、ミロスシステムを通せば必ず愛に戻れるという絶対安心を手に入れることが出来ました。今どんな状態の夫婦であっても、必ず絆や信頼、愛を取り戻せることを自分の体験から確信しているので、多くの皆さんに真の夫婦の豊かさを体験してほしいです。


【編集後記】

幼少期の母との関係から自分を否定し無価値観を抱いて、自分を愛せなくなってしまった直子さん。
根柢に無価値観を抱えたままの結婚は、理想を手に入れても、相手を変えても環境を変えても、同じ悲劇を繰り返してしまいます。
ミロスシステムを通して自分自身への愛を取り戻したとき、夫婦の間にも愛が戻っていきました。そして今、描いていた理想をはるかに超える幸せや豊かさを日々夫婦で家族で感じられています。
昨今“結婚後悔症候群”という言葉があるように、約55%の人が結婚したことを後悔しているという結果があります。夫婦が向き合えばそこには夫婦の数だけ悩みや問題は起ります。
小さなすれ違いがいつしか大きな溝になっていたかもしれません。
しかしどんなにマイナス的な出来事が起きようとも、ミロスシステムでその根源をリセットし愛に戻すことが出来ます。そして結婚の本当の意味を知ることで、お互いを育み合い夫婦で豊かに人生を創造していくことが出来るのです。

<interviewer>中田 幸子