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もやもやを話そうKai 報告 2019年6月6日

第2回「もやもやを話そうKai」in 福岡

第2回「もやもやを話そうKai」in 福岡

6月3日月曜日に開催しました。

いまの思いを自然と、話しきる。聴ききるという安心空間から思いもよらない発見や悶々からの脱出、自分を知るよろこびを体感した時間となりました。

小学校6年生の子供も話せる場の必要性を、このように話してくれました。

〜小学6年生のお子さまより〜

「学校の友達関係では自分が話したい話だけをし続けると、
相手が退屈そうになってきたりして場がしらけたりするから、相手の話を聞くことで、関係がうまくいく。
だけど、そうなると、自分が話したいことを思い切り話せなくて少しずつ溜まっていったりして
得体の知れないもやもやが出てくる。
もやもやしてると、心に不満が出てきて、イライラしてきたりする。
そんな時、自分の話したいことを思い切り話して、
終わるまできいてくれる人がいてくれるってほんとにうれしい!」

コミニュケーションの基本。
話す。聴く。という双方でつくられる空間は、人間の心をつくる基礎になっているからこそ、 しっかり聴いてもらう経験の必要性を、とてもわかりやすく表現してくれたなぁと思います。

当たり前になっているけれど、話したいことをおさえる自分。

話したい事を思い切りきいてもらえる喜び。

このふたつをKaiで共有し、ヒアリングの大切さを学べたひと時となりました。

大人の世界と子供の世界の違いを知り合うコミニュケーション空間。
とてもたのしかったです。
ありがとうございました。

参加者のご感想

Aさん

参加するとき、とくに悩んでいたわけではないですが、
ふと、家族同士(母と姉、夫と長男)がケンカした話を出したことで思いがけず
理不尽さに対する自分の葛藤と繋がっていることがわかりました。

家族間では常に何かしら気になることはありますが、あえて言うほどでもないと思ってしまうほど、家族の関係や日々の出来事は自分にとって人生や生活の一部になっています。

そんな家族のカタチを、ひとりで客観視するのは難しいですが、
こうして、あえて家族について話すという時間を持つことでとても簡単に自分の内面に触れられるんだなぁと思いました。

Bさん

わたしの話をしながら
自然と出てくる私の口癖に気付けてびっくりでした!

そして、そこから自分が何をしたかったのかが分かり、
「だからかぁ〜!」と言う感じでした。。

1人では絶対に気づけなかったことだと思います。
もやもやを話す事でハッキリしました。

Cさん

特に気にも止めずスルーしていた事も、何気なく話していることも聴いてもらえる事で、何かが琴線に触れ、立ち止まれる。

これは自分をなくしていた私にとって、本当にありがたい事。
ちょっとずつ自分と繋がれる喜びを感じています。

動けなくなっていただけに、とってもうれしいです。


次回の「もやもやを話そうKai」の開催日は7月17日で予定しています。

レポート:柴田 由布子 研究員