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もやもやを話そうKai 報告 2019年12月5日

第6回「もやもやを話そうKai」in 福岡

第6回「もやもやを話そうKai」in 福岡

家族の「もやもやを話そうKai☆」を開催しました。

社会問題、
仕事との関係性の悩みからはじまり、

最後は
自分の女性性
女という性にうまれてきた自分への抵抗感
否定についても出し合えたこと

で解放され、みなさん温泉に入った後の湯上り美人のように。

「家族内部の恥は話してはいけない。」

という先祖代々の暗黙のルール。そのルールを意識もしないくらいに、かたく守り続けているために、解放されることも光を浴びることもなく、墓場まで誰にも知られることなく、次の世代への家族へと引き継がれている傷。

だからこそまずは安心して、“家族の悩み”“自分の気持ち”をひとつでも話せる場所は必要なんだと、みなさんと実感しあうことができました。

「本音を話せたら思考は消えるんですね!」

解放された参加者から出たひと言ですが、その日以来、“長年続いていたもやもやがなくなっている”とご報告いただきました☆

次回の開催は12月19日です。

感想

ずっと娘の声をききたかった。今日、参加者の話を通して娘の想いをきけてよかった。自分もだけど娘が解放された気がした。

性の話。傷が大きすぎて聞きたくなかったところだったけど、性が悪という思考が壊された。

自分が女でよかった。女性として生まれてきたことをはじめてよかったと感じられた。女性は美しいものだった。

自分の本当の弱音を吐くことができました。なかなか、今まで本当の弱い部分をさらけ出すことはあまり出来てなかったと思います。あたたかく抱きしめてくださって、優しく受け取ってくださって、本当に本当に癒されました。これも、何でも話すことができる空間を造っていただいている皆さんのおかげだと、この数日間感謝の気持ちでずっと溢れていました。

社会問題としてニュースになっていた「8050問題(大人のひきこもり)」から“家族”の話がはじまりました。小中学生は義務教育で、ある意味社会から見守られているので、ひきこもりや不登校にまわりも気づけるし対策できますが、高校・大学・大人になると、社会とのつながりを自ら持たない限りは孤立していくことになり、年老いた親や家族だけが、周囲に相談できないまま問題を何十年も抱えて生きることになります。何かのきっかけで「まわりに話せて随分楽になった」と当事者の方が言っていたというのが印象的でした。自分が子育てや夫婦のことなど、あまり他人には言いたくないことを抱えて1人でもがいていた時に、なんでも受け入れてくれる空間があったことで、ものすごく救われたことも思い出しました。「もやもやを話そうkai」の空間は、これからもっと社会に必要とされてくると思いました。