1. Home
  2. 家族
  3. 第8回「もやもやを話そうKai」in 福岡

もやもやを話そうKai 報告 2020年3月12日

第8回「もやもやを話そうKai」in 福岡

家族ラボ写真

第8回「もやもやを話そうKai」in 福岡

2月28日金曜日にもやもやを話そうKai☆を開催しました。

今回の「話そうKai☆」では
大切な人を亡くした後の“喪失感”についてのシェアからはじまりました。

家族という関係には

誕生のよろこびと
死に対しての怒りや悲しみ

が必ずあります。

わたし自身も、最愛の母を自死で失うという体験があります。

受け入れられない『喪失感、死』というテーマで語り合っていくと

人生の始まり
いのちの誕生に

話が繋がっていきました。

いのちについてよくよく考えてみると、
誕生した肉体に宿っている“いのち”には、
自分がうまれるまでの道のりをつくってくれたみえない“いのち”が、ギュッと凝縮されていました。

しかし、いつの間にか死も性もマイナスとして深く刻み込まれ、その漠然としたマイナスについて、オープンに話し合う機会もなかなかありませんでした。

今回の「話そうKai☆」は
もやもやを話すというところから、普段タブーとされていて、でも本当は一番向き合いたい大切なテーマに繋がり、“誕生、死、性”を自然に語り合え、“死生観を見直す機会”となった新しいひとときでした。

3月の話そうkai☆は、16日月曜日の予定です。

参加後の感想

生命と向き合うことだと感じました

今回の「家族のもやもやを話そうkai」の話の中心は
死について
性について
でした。
これらは生きる上で切っても切り離せないことですが、一般社会ではタブーになっているので、普段はあまり深く語ることがありません。我が家でも、わざわざ時間をとって子どもと話すことのなかった話題です。
でも、死と向き合うこと、性と向き合うことは、そのまま「生命」と向き合うことだということを、みんなと話していて感じました。
そのまま子どもの学校で授業としてやって欲しいような内容でした。

スッキリしている自分

初めて参加しました。日頃話すことができない会話がごく自然にできる仲間、環境で、帰り際気持ちがすっきりしている自分に気づきました。ありがとうございました。

神秘的に感じました

今回は生と死をすごく神秘的に感じました。いつも外側ばかりで本来の自分に向いてなかった事も今までと違う感覚で発見!
そして、性の事やお金の事。
本当に大事な事なのに無意識に“悪”になっていた。
だからこそこんな話を、こうしてもっとオープンに話せる場は必要だと感じました。
家族ラボの方が、お母さんについて話しをしてくれたのですが、最後に「私は母」と言った言葉がすごーく印象的で、「本当にそうだ!」と感じて感動したのでした。

やっぱり親は子を愛している

性(生)と死について一般的に重くなる話だけど、それを話せる場って必要だなと思いました。特に性の話は、年齢に限らず伝えていく必要があると感じました。どれだけ素敵な事で奇跡的な事かを。
そして子供たちにはお腹の中にいる時のおかあさんの食事ひとつとってみても、“どれだけの愛を注ぎ同時にお腹の中の子供からも愛をもらっていたかを伝えたい。” そうすることで自分の事も周りの人の事も大切に感じることが出来るのではないかと思いました。

話そうkai☆で、パートナーの両親についての話題が出た事から、その日の夜にお姑さんに電話をしてみたら、“自分と夫の両親の意識は、本当に繋がってるんだ。”とある出来事から、わかった事がありました。
そしてなにより、お父さんがお母さんの事をどれだけ愛してるかが伝わってきて、お母さんに伝えました。

それから、わたしは自分の父親に、目を向けて見てなかった。その事に気付けたのは大きかったです。父の事、わかってるつもりだった。どれだけ目を反らしていたのか。どういう形であれ、やっぱり親は子を愛してる。愛に包まれてるんだなぁと感じています。本当にありがとうございました。