1. Home
  2. セカンドライフ
  3. 研究シェア報告~テーマ:老いの不安~

実証報告 2020年6月29日

研究シェア報告~テーマ:老いの不安~

研究シェア報告~テーマ:老いの不安

【セカンドライフ】ラボラトリーでは、セカンドライフ世代に関わる社会課題&予防に向けて、様々なテーマでの研究シェアを行っています。 

今回の研究テーマは【老いの不安】

老いに対する不安、コロナ禍で感じた不安、そうした日常で抱える不安や恐怖を『新次元思考テクノロジーMIROSS』の理解を通して超えた体験などを研究員&サポーター間で話し合いました。

老いの不安などについて

61歳・ラボサポーター[内面の不安や葛藤が解消した結果、外面の不安要素も解消]

昔は父母のようになってしまうのでは?という不安もあった。しかし、内面を整えて行ったことで、老いや死へのことも含め、そうした不安を感じなくなった。新型コロナウィルスの影響で家にいることが多いが、今の生活も心地く過ごせている。

73歳・ラボサポーター[何事も内と外の両方のバランスを観ていくことが必要]

2週間の間にゴルフを3回した結果、後に腰が痛くなり、つかまって歩く状態に。やはり身体にこたえてしまった。歳を重ね、美貌や見かけも気になってきたので、身体のメンテナンスをしていきたいと思うように。同時に、体の中をクリーンにすることも大切だと感じるようになった。

73歳・ラボサポーター

免疫力アップ、健康の為にと、毎日坂道を選んで40分歩いている。今迄は健康や経済に対する不安があったが、根本的原因を理解していったことで、それらの不安が解消し、行動も変化。テレビでニュースを見ていると、ネガティヴなものをインプットしそうになるが、それらにも振り回されないようになった。

72歳・ラボサポーター

新聞やテレビからは、無意識下の恐怖をより掻き立てるような情報ばかり。必要な情報以外は影響されずに、また自分だけは大丈夫と過信せず、必要なことをやっていくことが大切だと感じている。

71歳・ラボサポーター[病気は自分の状態を気づかせてくれるメッセージだった]

珍しい病気になり痛みが強く暫く落ち込んでいたが、痛みから発していたものを受け入れることができた。人を気遣ってばかりで、自分自身に目を向けていなかった・・・。

65歳・ラボサポーター[外面は内面を映す鏡でもあるので]

可愛い孫のお守りをするがバテてしまい、高齢である自分を自覚することも・・・しかし、それを上回る想いの力(認識力)を感じる日々。毎日化粧するようにもなり、気分上々。

74歳・ラボサポーター[過去の思い込みを外すことで新しい世界がやって来る]

コロナの影響で、苦手なオンラインにもチャレンジするように。最初はついて行くのが大変で悪戦苦闘したが、年齢に関わらず新しい一歩を踏み出したことで新たな形で繋がっていけるようになった。

65歳・ラボサポーター[客観的に観える新しい視点の必要性]

マスクをするようになり、1ヶ月くらい全く化粧をしていない(笑)。全体でこの時期を乗り切る大事な時だと感じた。世間からの60歳過ぎの人を見る目に対して寂しく感じたり、老いの不安を感じたりすることもあるが、そうしたことも全て客観的に観えるようになっている。

セカンドライフ世代・ラボサポーター[俯瞰度アップ、行動パターンの変容]

これまで気づかなかったものを気づけるように。自粛期間を活かして、断捨離中。いつかやろう!を “今” やっている。過去は持っていけないというメッセージで、踏ん切りがついた。老いに関わらず、新しいことに取り組んでいきたい。

等々・・・

【コメント(感想)】

藤岡 研究員より

高齢者にとっては、個人差はあるものの、身体的機能や認知的機能の低下なども重なり、先が読めない不安が出てきます。若い頃のように動けない、できなくなることも増え、一抹の寂しさや焦り、諦めといった心情になるかもしれません。だからこそ、私達の思考パターンを外し、“過去と未来が今(現在)ここにある!” という時空の仕組みの理解が大切。自分自身の老いをどのように捉えていていくか(今の在り方)によって、人生は大きく変わっていきます。子育て、仕事、介護が一段落した時だからこそ、今までできなかったことにも自由にトライできます。“できる・できない” という両方が見える視点を持つことで、残された人生を思いっきり楽しんでいけるのです。

野坂 研究員より

「老いる」ーそれは誰でも生きている限り必ず通る道であり、この肉体を自分だと思ってきた人間にとって不安であり寂しさでもあります。もし肉体の自分ではなく、本当の自分が存在するとしたら。そして、その本当の自分はこの身体をつかって全て(プログラム)を体験しているとしたら・・・「老いる」ということも体験プロセス。実はこの世界は思ったこと(思い込みや信じ込み)が反映される、幻想のような世界となっていたのです。老いの不安を感じているとしたら、それはその通りの世界になっていくことでしょう。 全てが体験なら、気楽に老いを俯瞰し楽しむこともできるということです。あなたは今、何を創造していますか〜?それがあなたの “未来” と成るのです。

原田 研究員より

老いに意識を向けると、健康や経済に不安が出たり、子どもや家族を迷惑かけたくないという思いから、何とかしようと対策を立てますが、実はそのことが、不安や恐怖をさらに増幅させてしまうというトリックとなっているのです。無意識の不安(-)をバネに、安心(+)へ向かうことで目の前にネガティヴなものを現象化させ、さらに安心に向かうというスパイラルにハマっていくことを理解しない限り、苦しい生き方は終わりません。「何とかしよう」から、自分の好きなこと、興味を感じる方向に向かうことで、“今” を楽しむ、可能性に満ちた豊かなセカンドライフを満喫する日々が始まり、その在り方こそが、お子さんお孫さん、ご家族をも輝かせることに繋がっていくのです。

 

【編集者より】

「老い」というものを通して、個々が感じる思いや無意識。自分自身の内面の葛藤を終わらせていくことで、そうした不安や恐怖も解消されていったという実体験、セカンドライフの新しい在り方などにも話は広がり、時間を忘れるほど盛り上がりました。これからも様々なテーマを取り上げ、研究シェアにも引き続き取り組んでいきます。