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実証報告 2020年11月16日

研究シェア報告~テーマ:思い込み・常識~

研究シェア報告~テーマ:思い込み・常識

【セカンドライフ】ラボラトリーより、セカンドライフ世代に関わる社会課題解決&予防に向けての研究シェアのご報告です。

長い人生で刷り込まれた思い込みや常識。そうした無意識を見出し、またそれらがどのように人生に影響を与えてしまうのか。さらには、『新次元思考テクノロジーMIROSS(ミロス)』(意識の仕組みやバランス感覚)の理解によって、思い込みや常識をリセットし、人生がどのように変化したのかなどをシェアしていきました。

今回の研究シェアのテーマは【思い込み・あなたが常識だと思ってきたこと】

テーマ:【思い込み・あなたが常識だと思ってきたこと】(研究員&サポーターの声・一部抜抜粋)

H.Tさん・70代
自分の思いを表現するとわがままだと言われてきたので、ずっといい顔、良い人を演じてきました。「我慢、忍耐強く、わがままを言っちゃいけない」という常識を持っていて、まさに名役者。常に他者基準でした。思い込みや欠乏感で作った幻想を握りしめていたことに気づいたら、一つ一つ外れていき、あるがままの自分で生きられるようになりました。

Y.Mさん・70代
「足を崩してはいけない、常に正座」行儀作法や躾についてもよく親から注意されていたので、親に支配されたという思い込みがありました。それを嫌って、自分では適当(自由)が良いと生きてきました。けれど、根底には「規律を守らなければならない」という常識を持ち続けていたこと、そうして自分に対して束縛していたことに気づきました。両方を見る視点を理解すると、余計な力が抜け、緩めるようになりました。

O.Cさん・70代
職場の同僚から見覚えのない嘘をつかれたことがありました。嘘をついた相手の立場になってみたら、“その人も隠していた分、辛かったのでは…” と感じたんです。そして、自分が自分に嘘をついてきたことへの理解に至りました。私は「周りに嫌な顔をするのはいけない」と思い込んでいたので、明るく楽しいフリをしていたんです、本当はその分反対の気持ちもあったのに。その自分の思いや気持ちをごまかしていたのだと。それを理解すると、その一件も解消しました。

M.Yさん・70代
「挨拶やゴミを出す時のルールを守る」という常識(正義)に拘っていました。すると、目の前に映るのは、その傾きと同じ大きさの分、枠やルールを守らない(理不尽な)若者達。それを目にしては苛立っていたのですが、自分の傾きを見せてくれていたと(相対関係を)理解したら、感謝が沸いてきました。

H.Yさん・60代
これは嫌、それも嫌いとまるで子供が駄々をこねているような中年女性の光景をみました。わがまま、頑固、何が何でも自分の意思を通す。一見誰が見ても、目を覆いたくなるようなア然とした一場面でしたが、あれ程自分に素直、人に影響されない、大きなエゴを持ちながらですが(体裁を気にせず)自分を中心にしている。何だかフッと、可愛い人だとも思えた瞬間、私が(社会的)「常識 / 非常識」に囚われていることに気づきました。

M.Cさん・60代
母親が親の面倒を看れなかったという愚痴や反省を聞いていたこともあり「(長男の嫁は)親の面倒を看ないといけない」という思い込みを作っていました。長年刷り込まれた思い込みを外した時に、自分に対する束縛から解放され、心身&環境的にも自由になれました。

S.Sさん・80代
子どもの頃は「年功序列、目上の人に従う」というのが常識でした。ですから、言いたいことも我慢してきました。さらに再婚でしたので、相手の親族には、何も言えないのが当たり前。「下にいなきゃいけない」と自分をおとしめていました。主人の子どもとの関係においても同じパターンを繰り返していたのですが、「受け入れてもらえない」と思ってきたことさえも、受け入れてないのは、“自分だった”と気づいたんです。そこから、自分自身が緩んでいます。自分で作った常識に縛られる必要はないですね。

U.Kさん・70代
「目上の人や両親の言うことを聞く」という常識を持っていました。お見合い結婚した (企業戦士だった)主人とコミュニケーションが取れなかった(表現できなかった)原因が、これが全て兄を見る目で見ていたことが解りました。しかし、思い込みを外し、両親よりも怖いと感じていた兄(男性性)のことを思い返せば、面倒をよくみてもらってたし、優しい人でした。妹(私)のことを心配もしてくれていました。一方的な思い込みを外すと、見る世界が(過去のデータと共に)一変しました。

T.Tさん・60代
親の躾や幼少期に注意されたことなどから「人に嫌な言動をしてはいけない」「挨拶をしなくてはいけない」という常識がありました。最近、人に嫌なことを言われて、不愉快な気持ちになったことがありました。私の中の嫌なことというのは、喧嘩、きつい言葉、負けること。それらを嫌って、真逆を演じ良かれというプラスに傾いていました。その関係性(バランス)に気づいてスッキリして、自分への(善悪の)ジャッジを手放せました。

etc・・・

【編集者より】

「こんな思い込みや思考パターンで人生がつくられていたとは!」
「親(先祖)からの影響を強く受けていた」
「他者に感じていたことは、自分自身に対して与えていたものだった」

など…個々の受け取りや変容プロセスを俯瞰していきながら、全員で新しい視点や感覚を深めていきました。

今迄抑圧してきた悲しみや怒りなどの感情が解放され、個々の “今の在り方” (内的環境)が変われば、人を中心に取り巻く外的環境も同時に生まれ変わって行ける。

そうした思いのもと、内面から癒された【セカンドライフ】メンバーの創造性はどんどん広がり続けています…シェアの続きは、また次回の記事でご報告します。