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実証報告 2020年11月26日

研究シェア報告~テーマ:思い込み・常識②~

研究シェア報告~テーマ:思い込み・常識②

【セカンドライフ】ラボラトリーより、同じ志を持つ仲間との感覚を深め合いながら、高齢者に関わる社会課題解決&予防に役立つ研究シェアを行っています。

長く生きてきた分、しみついた強固な思い込みや常識。そうした無意識は、私達の人生(外的環境)にどのような影響を及ぼしていくのか。

『新次元思考テクノロジーMIROSS(ミロス)』(意識の仕組みやバランス感覚)を応用して、過去にインプットしてきた思い込みや常識を解放していったことによって、自分や周囲がどのように変化していったのかなどをシェアしていきました。

前回に引き続き、今回の研究シェアのテーマは【思い込み・あなたが常識だと思ってきたこと②】

テーマ:【思い込み・あなたが常識だと思ってきたこと②】(研究員&サポーターの声・一部抜抜粋)

F.T・70代
「正しく生きよ、人の役に立つ人間であれ✴それでこそ親が誉めなくても世間が認めてくれる 」この母の口癖をベースに自分のことは後回しにして、人の為に生きてきました。
なぜか私の周りにはいつも困っている人がいて、その人達の役に立つことで満足でした。しかし、その良かれが支配(自立)でもあり依存者を引き寄せるエゴであるとミロスシステムで見破ることができたのです。
“自分自身”を生きていなかったのですね。自己責任で文句は言わないけど感謝もない、心から笑えない原因だと理解できました。
今は、自分を大切にすることの喜びを感じ、自分がやりたいことをして、毎日毎日が楽しいです。

Y.Y・60代
戦後、復興と同時に汚染されていく環境を悲しみ、戦後後遺症で諦めの気持ちと葛藤しながらも、働き詰めだった両親。コミュニケーションを取れた記憶もほとんどなかった為、「母に愛されたい」「好きになれない」ずっとモヤモヤとした葛藤がありました。
しかし、親を見る目を解放していったことで、内から込み上げてくるものがありました。自然の中で育った母が生け花に唯一ほっとする瞬間の記憶、人が賑わい美しい漁師町だっと子供の頃の景色を懐かしむ父の姿…両親が残し伝えてくれた、その感覚や世界観は確かに私の内にもあったのだと。両親(の想いを)を理解していくことで、今度は夫と、両親のできなかった 、“内的に調和していくことで自然環境も整っていくプロセス”を体験しながら、自然を愛でながら今在る喜びを共感しています。

S.C・40代
頑張って、一生懸命生きるも、そのプラス思考が反転していくという、何ともならなかった体験を色々してきました。だから「どうせ、何ともならない」「良くなることがない」という諦めの思い込みがありました。「やっても仕方ない…」だけど、無力に何もしないことにも罪悪感も出てくるので、常に内面では葛藤。こうした仕組みや隠した無意識(マイナス)を理解した時に楽になれました。自分で落し穴を掘って(トリックにはまって)、自ら陥っていたように感じます。

T.K・70代
今迄、「3人姉妹の長女として生まれて跡取りするもの」という常識に苦しんできました。妹は家を出たのに、私は厳しい母の面倒を看て、仏壇の御世話もして…婿にも来てもらうことになったけれど、それも上手くいかず別居も体験。実は、母は私の前に出来た子ども二人を亡くし、また夫も亡くし、さらには3女も亡くすという辛い体験をしてきました。ミロスシステムを通して、その悲しみの気持ちを(自分の女性性と)受け取ったことで、私のことを大切にするあまり、あれだけ厳しかったのだと理解もでき、家を絶やさないようにしたかったという気持ち、母の大きな愛を素直に受け入れられるようになりました。

Y.D・40代
一般にいう常識の塊でした。SNSとかに常に“いいね”を押すとか、人と会うと笑顔で良い人のフリをして接してきました。なぜ、そうした自分を演じてきたのか…小さい頃から親の命令が絶対だった為「その親に誉めてもらいたい、認めてもらいたい」という思いが強く、そうした親を見る目をベースに他者と接していたことが紐解けていったのです。それらも自分の思い込みであったこと、体験プログラムであったと理解したら、自分自身の気持ちにも素直になれました。

K.Y・80代
嫁いできて50年、舅には絶対服従で、家の常識や舅に振り回されてきました。昔の男尊女卑のしきたりの残る中、舅(男性)がそこまで偉そうに、また厳しくしてきた裏には、同時に弱さや優しさも兼ね備えていたからだったのだと。親孝行で優しい主人という男性性を通し、そうした内なる両極を観る感覚を得て、今迄の常識や見る目が変わっていきました。今では私達夫婦は、大事なことは夫婦で相談したり、言いたいことが言える関係になって、第二の人生を謳歌しています。

Y.A・40代
ルールや規則を守るという常識。例えば、夏休みの宿題においても、私は出さなければならないと頑張ってきたが、姪っ子は真逆で宿題もせず、先生に怒られても平気。こうした目の前の傾は、、自分が規則を守るというところに同化していたから、ずっと相対を引き付けていたということが解りました。この理解によって、何だか今迄の重圧や縛りがなくなり、心身共に楽になれました。

M.S・60代
実家と嫁ぎ先(主人の田舎)との常識が全く違っていたので、泣く思いを何度もしてきました。仏壇のご飯の盛り方、嫁という立ち位置など…。京都のしきたりを親から刷り込まれていたので、「近所の家に訪問しても“上がってください”と言われても3回は断る」「本音は言わない」「遠慮するのが当たり前」で育ってきました。ミロスに出会って、人それぞれに違う常識があったことを理解していきました。自分の常識も非常識であったと思えます。特に主人とは、真逆になっていることを知り、楽になりました。また子ども二人が不登校となったのですが「学校に行くもの、学校に行かないと大人になれない」という常識を持っていましたから、こちらも相当苦労しました。しかし実際は、学校に行かなくても、立派に就職して今は子どもも出来ている。そのことも含め全て生まれる前からのプログラム、良いも悪いもなかったと理解でき、平和に暮らしています。新しい家に引っ越しも決まり、内かなる幸せや豊かさがどんどん広がっています。

etc・・・

【編集者より】

「自分が何に同化しているのかなんて今迄気づかなかった(驚)」
「親との関係性がスライドしていたなんて!」
「隠した無意識を抱えたままだったら今頃どうなっていたのか(汗)」

など…各々の体験を分かち合いながら、一緒に新しい認識へシフトチェンジしていきました。

今の在り方(内的環境)が変われば、人生はもちろん、人を取り巻く外的環境も同時に素晴らしい空間へと生まれ変わっていける。そうした内から溢れる想いを原動力にして、【セカンドライフ】メンバーの輪&活動は益々活性化しています。