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実証報告 2021年3月15日

実証例①★紹介

近年はストレスの時代とも言われるように、世界的にメンタルヘルスの不調者が増え続けています。
また、コロナ感染拡大の影響もあり、「メンタルヘルスケア」の需要がより一層高まっていくのではないでしょうか。

そこで今回は、“ミロスシステム” を応用したメンタルヘルスケアによって、様々な不調から解放され人生が生まれ変わった方(ラボサポーターY.Yさん・60代)の実証例&感想をご紹介いたします。

実証例①

様々な不調から解放されました(Y.Yさん 60代女性)

私は人生で “楽しむ” ということがよくわからないでいました…。

解放のきっかけ

ある音読会のイベントのシェアの場。「参加できない、仲間に入れない、言えない、恥ずかしい」という色々な感情や抵抗感が引き出されました。

その時「(感じたまま)悔しいと思っていい!」とノージャッジで言ってもらったことで「悔しいと思っていいんだ!」と素直に受け取ることができたのです。

すると「諦める」という自分のパターンも観えてきました。そこから受け取る感覚が全く変わっていきました。音読してみると「解らないところは理解できてないところだった」と、“今” を感じられるようになり、感じたまま面白いように最後まで読み進めることができたのです。

人生に大きく影響していたもの

これを機に「活字が苦手で読書が嫌いだったこと」も浮き彫りになってきました。

私は威圧感のある男性に向き合うと緊張していました。教師への緊張はすでに小学校からあり、勉強に興味を持つよりも怒られないこと誉められることのほうに意識を向けていました。教師の言葉が頭に入ってこなくて、障害があるのか?このまま母のように認知症になるのでは?と不安になったり、なぜ出来ないのか疑問に持っていた位でした。

しかし、関係性の仕組みを知ったことで、“(厳しかった)父を見る目” が自分のベースとなって様々な関係性を築いていたことが観えてきたのです… まさかの驚きでした。

(相対という)シーソーゲームを俯瞰

幼い頃からのパターンのまま「自分が頑張るしかない」と行動し続けた結果、私は “鬱” になったこともあります。私が鬱になったことで今度は夫が(頑張り)生き生きし出して、夫に頼りきるようになりました。

しかし、鬱を辞められないことや依存的な関係に次第に疑問を持ち始め…「あなたが元気になったから大丈夫」と言ってくれる夫の想いや生き方に愛や安心感を受け取れるようになり「鬱を辞める」と決めました。決めたことで、本来の自分で夫と向き合い生きられるようになったのです。

抑圧していた感受性

存在や仲間からの応援も感じて、深いところで自分を知る体験が始まっていきました。シェアの場で苦手意識を出した時、仲間がそれを丸ごと「出してくれてありがとう!」と自分事で受け取ってくれたことで、「えっ!あっ!私頑張ってた」と気持ちが緩み、改めて自分のあるがままを受け取ることができたのです。すると内からエネルギーが込み上げてきて、近くにいた夫が力強くなっているのを感じられました。

「どれだけ感情を抑圧していたんだか」と、夫への想いが込み上げてきました。夫に「できることからやっていくわ」と伝えると「そうだね」と答えてくれ、とても軽い感覚になりました。

苦手だった本を読むことにも興味が湧き出し、共鳴共感する凄さと楽しさに「これが女性性の元々ある能力(感受性)なんだ」と、「今迄そういう感覚を感じてこれなかった」と気づきました。

自分を見る目

「弱音を吐いたら怒られる、解らないと言ったら怒鳴られる、平気なフリをして、本音や弱音を言えない」抑圧していた想いは、父も同じでした。家族に心配をかけないように、戦争体験や人生の辛さ苦しみなど弱音を一切吐かずに守ってくれていた。父の人生を垣間見て、解ってほしかったであろう父の想いにも触れることができました。

兄に対しても… 兄が亡くなり、置いていかれた寂しさと怒りで、兄の冷たさだけが残っていましたが、両親に構って貰えなかった分、兄が厳しく優しく寄り添っていてくれたことを思い出しました。その愛を求め、それを理想としていたのです。本当の夫(男性性)を見ていなかったのですね。

母の生き様も思い出し… 母は大家族で育ちましたが、結婚後はいつも孤独で頑張っていた為、共鳴する世界を失い諦めて生きていたのかもしれない… 母の想いも今ここに感じます。

隠した無意識を知り内面のバランスを整えていったことで、娘との距離感(厳しさ)もなくなり「気にしないで来たらいいよ」と言ってくれるようにもなりました。しかも「孫のアトピーが消えた」と娘から報告がありミラクルの連鎖が起こっています。

愛を取り戻すプロセス

解ってほしかった内なる男性性と女性性。全ては、内面の葛藤から融合への “体験プロセス” だと理解でき、人生が生まれ変わりました。 “過去” も “未来” も生まれ変わった “今” ー 感謝が溢れ、素晴らしい空間がどんどん拡がっています。♬


 

体験談の感想&シェア(サポーターの声)

(H.T・70代)
『本音が言えず、“楽しむ” も解らない、だけど平気なフリ… 共感することが多々あり、自分(の内面)しか映らない “ミラーワールド” を感じました』

(S.S・80代)
『 “楽しんでいる” フリをしていたなと改めて俯瞰できました、もう演じることはいらないですね』

(Y.A・40代)
『素直な気持ちや解放感が伝わってきました。自分事で「そうそう」と、「緊張ばかりで肩が凝ったり頑張りすぎていたのかな」と気づいて、ふっと楽になりました』

(M.Y・70代)
『「うん、うん」と自分と重なる面を感じました』

(K.Y・80代)
『私の両親も親を早くに亡くし〔小学生の頃〕本当に苦労したようです。そんな親の想いを解ってあげられたり、両親を許したりできるのは、自分の目で観れるようになってからでした』

(F.T・70代)
『私も “楽しむ” こと、自分に与えていませんでしたね』

(T.T・60代)
『気付き、緩み、癒された感じが良くわかります。私の中にもあるんですね、少しうるうるしましたよ』

(H.Y・60代)
『状況は違えど幼い頃の自分を思い出し、どんどん過去の自分と一致していきました。すると新たな気づきもあり本当に鏡でしかないことを感じます』

(F.K・60代)
『一人の感動が感動を呼び、読んだ方も解放され連鎖していきますね』


 

【セカンドライフラボラトリーでは】
内面のバランスを整えていくことで、一人ひとりの創造性や可能性を最大限に発揮しながら、人や社会全体がイキイキとしていくことを目指して… 日々活動に取り組んでいます。