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実証報告 2021年4月8日

実証例④★紹介

今回も、“ミロスシステム” を応用したメンタルヘルスケアによって、欠乏感や不足感から解放され、“本当の自分を生きる” という豊かな人生を謳歌している方(研究員F.Kさん・60代女性)の実証例&感想をご紹介致します。

実証例④

本当の自分を生きる(研究員F.Kさん・60代女性)

お雛さまをきっかけに

孫にお雛さまをプレゼントした事を機に、今まで封印していた想いが甦ってきました…。
娘から送られてきたライン、そこには
「お雛さまを買ってくれてありがとう。私も小さい頃、買ってもらってて、愛されていたんやね。」「お祖母ちゃん (私の母) にも愛されていたんやね。」というメッセージ。

私の母が娘に買ってくれていた雛人形 (市松人形)。娘は「怖いからいらない」と気に入っていませんでした。私も洋風の家に合わないので、数年出して飾った後、しまい込み、新しい家に引っ越してきてから、また出しているといった状態でした。

しかし、娘の声にハッとし、お人形を気に入らなかったのは、娘ではなく「私だった!」とハッキリわかったのです。

封印していた気持ち

格差婚で結婚した私は、裕福で社会的にも認められている主人の実家を良しとして、私の実家である貧困を嫌い、封印していたかった気持ちに気づきました。

中学生の頃、父の病気をきっかけに我が家の経済は一変し、豊かだった家もあっという間に変わり果てました。その時の悔しさ、やさぐれた気持ちを出すところもなく、高校時代はスカートが長くなり、スケバンと言われるようになっていました。

結婚してからは、経済的には困らず、夫はどんどん出世し社長にまでなり、これが幸せかと思っていましたが、寛ぐ事もなく、内面の優越感と劣等感を行き来していただけだったのです。

ある時、こんな言葉を言われた事がありました。それは、「セレブは病んでいるんやで!」と… お金がある事がけっして幸せではなかった、けれど、お金があることで自分を誤魔化してこれたのです。

確かに、満たされない気持ちも大きくなっていましたから… お金を得る一方、知らない間に欠乏感も大きくなっていたのかも知れません。こうした仕組みや思考パターンを『ミロスシステム』を通して理解していくことができたのです。

母の気持ちを感じられた

母は48才で夫を失くし、長女の姉は短大生、次女の私は高校3年生、妹は高校1年生でした。学生だった子ども3人を抱えて本当に大変だったと思います。母は、そこから仕事をして少ないお給料で孫の為にとわざわざお店に行き、お人形を選んで買って送ってくれた気持ちを初めて感じる事ができました。

「親なら当たり前でしょ。」と、どこか傲慢な気持ちが常にあった私でしたが、母の愛を知り涙が止まりませんでした。どれだけ、自分の事を嫌ってきたのでしょう… 終わったと思っていた事でしたが、改めて深く体感しました。

今年のお雛祭りは、本当の意味での女性性のお祭りになりました。そして、この日は主人の誕生日でもありました。子供たち、孫たち、16人全員がラインのビデオ通話で繋がり、お祝いをしました。
女性性が復活すると男性性も癒され、主人から突然のプレゼントももらう事になりました。

本当の自分を生きる人生

自分が自分を愛するという唯一無二の『ミロスシステム』に出会い、夫婦関係も一変、長い間探し求めてきた絶対平和は “ここ” にしかないという想いで感謝で満たされています。

“本当の自分を生きる” 新しい人生をスタートさせた事で、周囲の方々にも、思い込みによる思考の呪縛から心身共に解放されるという連鎖が起こっています。自分と目の前に映るものが同じであるという、この一致した視点こそ、新しい創造の世界の扉ですね。無限の可能性は、存在に戻る事で開かれます。

 


 

感想コメント(一部抜粋)

(S.Sさん・80代)
『今ある生き方を魅せてもらいました。母に対する感謝に感動して、私も母へ感謝を伝えたくなりました』

(H.Tさん・70代)
『豊かな体験に感動しました。そのままを表現され存在の魅力が伝わりました』

(Y.Yさん・60代)
『両親が届けてくれて嬉しそうに飾ってくれていたのを思い出しました。祖母と母と自分が一致して、初めて祖母を想えて嬉しく感じました。追体験できる豊かな空間に感謝です』

(K.Yさん・80代)
『約50年前に父と母が本当に気張って買ってくれた七段飾りのお雛さまと五月人形。子どもや孫達の小さい間は飾っていましたが、もう長い間物置にしまいこんでいました。父と母に心からお礼を言ってこの度断捨離しましたが「綺麗に使っていただんですね」と言われた時は涙が出ました。優しさに誘われて思い出が蘇ります』

(M.Yさん・70代)
『私も父母の愛をやっと受け取り、解放したばかり。感動をありがとうございました』

(T.Tさん・60代)
『両親は高額なお雛さま、五月人形を私の見栄で買ってもらいました。今思えば、傲慢な娘だったなと。自分の子供達には同じようにできなくて、本当に感謝しかないと思います』

(O.Cさん・70代)
『愛と感謝で一杯になりました』

(H.Yさん・60代)
『私も娘を出産した歳に立派な何段飾りのお雛様を父から買ってもらいました。毎日一生懸命働いて自分達の事は慎ましくして「どうしてこんな高価な物を買ってくれるのは?」ってその時思った事を思い出しました。それも愛だったと感じています。今はどんどん大きくなる孫達に私が父母にしてもらった事を返していこうと感じています。こうやって先祖代々愛が受け継がれていく。先祖様からのDNAはもちろん、愛のリレーション(バトン)を受け継ぎ、記憶もリレーされている事も感じました』

(F.Tさん・70代)
『母も息子に五月人形を買ってくれました。孫に何か買ってやりたい気持ち、それができる自分の喜びを知り、母や祖父母も同じ気持ちであったのだと感じる事ができました。愛と感謝の連鎖をありがとうございます』


 

【セカンドライフ ラボラトリーでは】
「ミロスシステム」を応用したメンタルヘルスケアによって、いくつになっても、創造性や可能性を十分に発揮できる豊かな社会の実現のために… 実証研究等にも取り組んでいます。